地球上で最も硬い宝石と言われる「ダイヤモンド」。
その美しさや希少性から多くのジュエリーに用いられ、宝石の王様とも呼ばれています。
今回はそんな宝石の王様「ダイヤモンド」について詳しくご紹介してまいります。
ダイヤモンドの特徴
ダイヤモンドといえば、透き通った無色透明の輝きが最大の特徴です。
そんなダイヤモンドは意外にも、燃料として使われる石炭や鉛筆の芯などと同じ原子「炭素」から成り立っています。
では、なぜダイヤモンドは石炭や鉛筆の芯のように黒い色をしておらず、無色透明でなのでしょうか。
これは炭素原子同士の結びつきが関係しています。
ダイヤモンドの炭素分子は配列が規則正しく整っているため、可視光が全部透過することで、無色透明に見えます。
また、ダイヤモンドは地球上で最も硬い宝石としても有名で、鉱物の硬さを1から10に分類したモース硬度で表すと最も硬い10に値します。
そのため、石油の掘削や医療用のメスのパーツとしても使われています。
ダイヤモンドの由来と石言葉
ダイヤモンドという名前は、ギリシャ語で「征服されざる、無敵の」を意味する「adamas(アダマス)」という言葉が由来とされています。
和名では「金剛石(こんごうせき)」と呼ばれています。
またダイヤモンドは4月の誕生石として知られ、「変わらぬ愛」や「清浄無垢」、「永遠の絆」「純潔」などの石言葉があります。
これらもダイヤモンドがエンゲージリング(婚約指輪)やマリッジリング(結婚指輪)に多く用いられている理由のひとつですね。
ダイヤモンドの価値基準
ダイヤモンドには様々な評価基準が設けられており、グレードによって価値が大きく異なります。ダイヤモンドの品質を知るための指標としてGIA(アメリカ宝石学協会)が考案したものを「4C」と言います。
4Cとは、以下の4つの評価対象の頭文字から取られています。
これらの4つの要素がダイヤモンドの価格や価値を決める基準となります。ダイヤモンドを選ぶ時の参考にしてみてください。
ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すH&Q (ハート&キューピッド)
H&Cとは、ダイヤモンドの輝きを最も引き出すといわれているラウンドブリリアントカットのひとつです。スコープで覗くと、8つのハートと8つの矢が見えることからこのように呼ばれています。
これはカットがシンメトリー(対称)であることが重要なポイントとなり、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出します。
おわりに
今回は4月の誕生石「ダイヤモンド」についてご紹介いたしましたがいかがだったでしょうか。
自分へのご褒美や大切な人への贈り物にもおすすめですので、この機会に是非チェックしてみてください。
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