12月誕生石【Tanzanite（タンザナイト）】

12月の誕生石、タンザナイト。紫をおびた深く澄んでいる青色がとても美しいその宝石は、タンザニアの夕焼けの色からその名が付けられました。気持ちを落ち着かせて冷静な判断をする力を与えてくれる宝石とも言われています。今回はそんな12月の誕生石「Tanzanite（タンザナイト）」について詳しくご紹介してまいります。

タンザナイトの歴史
タンザナイトの石言葉
タンザナイトの特性
【70周年限定商品】タンザナイトペンダント＆リング
おわりに

タンザナイトの歴史

正式名称を「ブルーゾイサイト」と言うタンザナイトは、1967年にタンザニアで発見されたばかりの、比較的新しい宝石です。

当時はその色味からサファイアとも考えられていたようですが、宝石学者がその結晶を調べたところ、バナジウムを含み青色に変化したゾイサイトであることが判明しました。

後に、ニューヨークにあるティファニー・アンド・カンパニーによって「タンザナイト」という名が付けられ、今ではエメラルドやルビー、サファイアの三大カラーストーンと肩を並べるほど人気の宝石となっています。

タンザナイトの石言葉

タンザナイトの石言葉は、「冷静」「神秘」「高貴」「知性」。

冷静な判断力が欲しい方や、気持ちを落ち着かせたい方にぴったりな宝石です。アフリカでは不幸を脱する石として重要視され、マサイ族では新生児への贈り物としても知られています。

タンザナイトの特性

タンザナイトは多色性のある宝石として有名です。自然光の下では青色に、白熱灯の下では紫味の増した色合いに見えます。このように多色性や二色性を持つタンザナイトですが、はっきりとした多色性を見せ、それぞれの色は濃く出ているほど高い価値が付けられます。また色だけではなく、結晶の中にインクルージョン（内包物）がないものや、カットのクオリティが高いもの、カラット数の大きいものが一般的に高く評価されます。